コラム

この個展について、岐阜新聞、中日新聞に掲載されました。

 

「人形、壁画に復興の祈り  岐阜市で作品展 水端さんが70点」

陶塑人形を創作する岐阜市芥見の愛好家水端保子さんの個展が、同市長良東のカフェ&ギャラリーパウゼで始まった。30日まで。

水端さんは昨年、東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市などの街を巡った。

そこで目にしたものを形に残したいという思いから、鎮魂と祈りをテーマに、作品に復興への願いを込めた。

会場には、被災地の子供達をかたどった人形や壁画など70点が並ぶ。陶塑ならではの艶やかな質感と、柔らかな表情が作品に表れており、水端さんは「作品の雰囲気から、一筋の希望を感じ取ってほしい」と話している。
(岐阜新聞 2012/4/26)

「被災地復興も願う 愛らしい陶製人形 明日まで岐阜で水端さん作品展」

岐阜市芥見南山の水端保子さんの陶製人形を集めた作品展が三十日まで、同市長柄東のカフェ&ギャラリーパウゼで開かれている。

水端さんは三十年ほど前に、粘土に和紙や布を飾る人形作りを始めた。八年前からは陶製人形も手掛けている。

人形と壁掛けなど約七十点を展示。東日本大震災からの復興を願い、作った子供の人形も並ぶ。「被災した子もだんだん明るい表情になってほしい」との思いを込め、かわいらしい表情に仕上げられている。

(中日新聞 2012/4/29)